ジョンのてんかんについて

ジョンの発作は、おそらく先天的なものだと思われますが、獣医によると北海道はてんかんの犬が多いとのことでした。
あくまで、獣医の話ですが、北海道は日照時間が少ないことが影響しているとのことです。
比較で言うと九州の半分だそうです。
実際にその獣医のところには何匹ものてんかんの犬が来ています。
なので、なるべく陽にあて運動させるように言われています。
その獣医にかかる前に、別の病院に通っていましたが、そこの獣医は群発性てんかんの行く末は安楽死をさせることが多いと話しており、また、入院させることもできないことから、今の病院に転院させることにしました。
転院するにあたっては、ものすごく悩みました。
まずは、ネットなどで病院のデータを調べ、2件ほどピックアップし、どちらにも電話をして色々と聞いてみました。
どちらの病院も、そこにかかるかどうかは別にして、一度来て直接話しをしましょうと言ってくださいました。
どちらの病院にも行き、そして自分たちが納得した上で転院を決めました。
その決め手の1つには、地元での評判がとても良かったこともありました。その分、待ち時間は非常に長いのですが・・・(笑)
結果として、転院して良かったと思っています。
とても親身になってくれる獣医で、携帯の留守番電話へ連絡すると夜遅くや早朝でも対応してくれます。
それなのに、料金が前の獣医よりも各段に安い。これは非常に助かっています。
獣医選びは、てんかんと付き合っていくために重要なポイントですね。

ジョンの発作の状況は毎月違っている点が多く、その時、その時で状態に合わせて対応していかなくてはなりません。
最初の頃は、前回がこうだったから・・・とか予測を立てたりしましたが、その予測とは違ったことが毎回あるので、予測をするよりも何があっても対応できるようにしようと心構えをすることにしました。
何よりも大切なことは、とにかく早めに発作を止めること。
1度の発作の回数が増えれば増えるほど、体力は消耗し、回復も遅くなります。
回数が少ないと、それはもう目に見えて回復が早い。
発作が起きたら夜中であっても、とりあえず獣医さんに連絡をします。
そして対応を相談し、注射を打つか薬を増やすなどをします。
それが効果があるのかどうか、毎回治まるタイミングが違うので何とも言えませんが、今はそれしか方法がないんですよね。

近所にもてんかんの犬がいましたが、若い頃はとにかく発作が多かったのが、年老いてからは発作の回数が減り、半年に1回ぐらいになったということでした。
もしかしたら、ジョンも高齢になると発作が減るのではないかと希望を持って、今をがんばっています。
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